2016年東南アジアの旅【ベトナム・フーコック島編】
2016年8月28日(日)
朝10時くらいにホーチミンシティを出て、国内線空港に向かう。
今日の行き先はフーコック島!
今ベトナムでも注目が集まるリゾートです。
空港でチェックインする時に行き先を聞かれたので「フーコック」と言うと、「フーウォックですね。」と言い直される。そうだったのか…!
フーコックはPHU QUOKと書く(ベトナム語のアクセント記号なしで)。
日本語でもネットで調べる限り「フーコック」と表記されているので完全にそう読むのだと勘ちがいしてました。
ちなみに「フーワック」とも聞こえる発音でした。ベトナム語の発音は本当に難しい…。
上昇したと思ったら下降がはじまり、あっと言う間にフーコック空港に到着。島の空港とは思えないくらいに広くてきれい(2012年に建てられたばかりのよう)。
個人的一人旅の鉄則『知らない土地ではエアポートタクシーを使え』にのっとり、タクシーカウンターへ直行。今回の宿はダウンタウンから離れた人里離れた場所なため、40〜50分かかるとのこと。
さまざまな資本が入り、開発が進んでいると聞いていたフーコック島ですが、タクシーで走ってみるとまだまだ手つかずの島という印象。しかし東南アジアはあっという間に変わってしまうから要注意な。
ほんとにこんなところに宿があるの?!というようなデコボコ道を走り、やっとこさ宿に着きました。
迎え出てくれたお姉さんはフレンドリーで英語がすごく上手。こじんまりしたアットホームな宿という印象。
そして、宿のすぐ前はもうビーチ!
これを楽しむためだけに来たのですしおすし
ウエルカムドリンクのビールを飲みながら聞いたお姉さんの説明によると、使う電気を100%太陽光発電でまかなっているベトナム初のホテルなのだそう(!)
従って0時まではおそらく大丈夫だけど、それ以降は電気がつかなくなる可能性があること、使わない時はコンセントをマメに抜いてほしいこと、WIFI接続は安定しないことなどを丁寧に説明される。
ここには体が溶けるくらいとことんゆっくりしに来たので、まったく問題ナシ!
部屋はコテージタイプのヴィラ。
ベッドには蚊帳がついてます。
中からみるとこんな感じ、ひゃっほい!
バスルームは室内にあるけど屋根はない。なので雨が降ったら雨の中でシャワーを浴びることになる。ステキすぎる。フーコックはホーチミンシティと同じく南国なので、お湯が出ないのも問題ナシ。
雨が降るとこんなふうに
省エネのため冷蔵庫がないので、ビールは発砲スチロールの箱の中で氷と冷やします。
ビールと氷が入った袋を、
この箱で冷やします。
そしてとにもかくにも早速海なのだ。
ビールとタオルと本を持って目の前の海へ。
しかしこの頃まだ真っ黒
ビーチに下りるとシーカヤックがあったので借りることにする。お兄さんがカヤックをビーチまで運んできて一言 ”Enjoy!” 。それで終わり。乗り方とか行っちゃいけないとことかの説明は一切ナシ。東南アジアはどこでもそうなんだけど。これに慣れてしまうと、日本でアウトドアアクティビティをするとき、よく言えばその丁寧さ、親切さをかえって過保護に感じてしまったりする。
とりあえず向こうに見える島までいってみます
曇り空なのでわかりにくいけどとってもきれいな海。
漕いでひるね漕いでひるね
1時間ほど乗ったら疲れたのでビーチに戻ってビールを飲みながら本を読む。
今回読んでるのはJ.オースティン『高慢と偏見』(小尾美佐訳)。人生とはこれ喜劇なり。おもしろくて時間を忘れて読んでしまい、気づいたら夕暮れになってました。
砂だらけの足は甕の水で流します。
シャワーを浴びて少し部屋で仮眠を取り、お腹がすいて目が醒める。そろそろ夕食の時間。夕食はフロントのあるロビーのテラスで取ります。
イカと野菜の炒め物のプレート。ベトナムは米もおいしい。少し日本米に近い。
宿泊者が集まるロビー。ギターやビリヤードもあります。
ここの従業員はとってもフレンドリーで英語もうまい。ベトナム語を教えてもらったり、宿で飼ってる犬たちを紹介してもらったりして楽しく食事ができました。
ワインを3杯くらい飲んだら急激に眠たくなったので21時くらいにベッドへ。波の音と虫やカエルの鳴き声しか聞こえない。こんな時間に寝るのなんてずいぶん久しぶりな気がする。寝る前に心ゆくまで本を読んだり、早めに寝ることが出来るのも一人旅の醍醐味です。
そして翌朝。6時くらいに起きてしまったので朝食まで砂浜を散歩。
お掃除中
犬も起きてる。
ここでは犬たちも大事な家族。とても大事にされています。
自由で、のびのびしてて、幸せそう。
「トカゲやカエルも共に生きる仲間ですから」
7時になると朝食がはじまる。
朝食メニュー。この中から好きな組み合わせを選ぶ。
目玉焼き、サラダ、パン、ライムジュースをチョイス。
目玉焼きに添えられた胡椒が本当においしい!聞いたらフーコック島で取れたものでとてもフレッシュなのだとか。お店で使うのと、食いしん坊な友人へのお土産に少し買いました。
海を見ながらの朝食は最高。
午後のフライトに間に合うよう10時に荷物をまとめてチェックアウト。雲行きが怪しいなーと思っていたらやはり雨が降ってきた。
南国っぽい雨。地面に転がってるのはココナッツの実。
宿で開いているヨガ教室の先生を街中まで送っていくついでに私を空港まで乗せていってくれました。デンマーク人のヨガの先生は東南アジアのいろいろなところで短期滞在しながらヨガを教えているそう。私も受ければよかったなー。みんなでワイワイ喋っているうちに空港に着く。
宿の従業員であるドライバーさんは自分の職場とゲストを本当に愛していて、そんな自分はとても幸せだと言っていた。
「だから、必ずまた来てくださいね」
うん、絶対来ます!
とゆーわけで、本当に素晴らしい宿でした。ゆっくりしたい人には特におすすめです。東南アジアの人は子供にとても優しいので、お子さん連れでも◎。
BAMBOO COTTAGE
この後は一旦ホーチミンに戻り、翌日朝に台北に向かいます。旅も終盤に近づきつつ次回台北編に続きます!
【完全版】「にょんまる」って何? 〜にょんまる屋の名の由来〜
こんにちは。フリーメーソン土合支部のアジト、にょんまる屋です。
近頃グッと寒くなりましたね。魚や根菜がみずみずしくおいしくなる季節がやってきましたね。
あと、冬といえばみんなでワイワイ楽しい鍋!
にょんまる屋では数種の鍋をご用意しています。
もはや看板メニューといえるくらい人気のモツ鍋や、
トムヤムクン鍋も!
他豆乳鍋やキムチ鍋(締めにごはん+ゴルゴンゾーラのリゾットが激うま!)もあります。
どれもおいしいのでぜひ一度お試しくださいね(^ω^)
ところで、にょんまる屋が開店してから早くも1年半がすぎたわけなのですが、お客様に聞かれる質問の多さダントツ1位がこれです。
「にょんまる」って何
(゚ω゚)??
そーですよね、ソースですよね。
うまい焼きそばはやはりソースですよね。
「にょんまる」とは何かを語るには、にょんまる屋を運営する長谷川家についてまず語らなければなりますまい。
と、いうわけでまずはそのメンバー紹介をさせていただきます。
にょんまる屋のわりかし自己主張の激しい仲間たち紹介
ママ
母ミサエ
料理好きが高じて齢60にしてにょんまる屋を立ち上げる。横になったら1秒で寝ることができる神業の持ち主。髪型が似ているせいで、娘たちからは「おナス」と呼ばれている。家族内の呼び名は「おかあ」もしくは「おかやん」。歌がわりとうまい。名実ともに長谷川家の首領(ドン)。
にょんまる
(※SNS顔出し厳禁のため、似顔絵にて失礼します)
いちおうにょんまる屋の看板娘(ということになっている)であり、ホール担当。「にょんまる屋」という名前はこの者の家族内呼び名から名付けられた。
でんぱ組inc. と日常系アニメをこよなく愛すオタク女子(自認)。特技は身近な人のモノマネとヲタ芸。長谷川家の次女。好きな食べ物はパン。嫌いなものはきゅうり。
姉
わりかし重症な放浪癖のある長谷川家の長女。2016年の4月までマレーシアに居住。ベトナムが大好き。
趣味は一人旅、食べ歩き、飲み歩き、本読み、魚をおろすこと(しかし生きてる魚は触れない)。得意料理は、今まで食べ歩いたもののすべての記憶を総動員してつくる東南アジア料理。ベッドのまわりは本だらけで文字通り本に埋もれて寝ている。家族内の呼び名はお姉ちゃん。
お父
(有)丸修工業代表であり、長谷川家の父。カラオケを得意とし、ギターもいちおう弾けたりする。『DREAM』という曲を書き下ろしたこともある(夜中に曲が ”下りてきた”らしい)作曲家の一面も持つ。
自ら「おとう」と名乗ることで家族内の呼び名を獲得する。またの名を口コミ王。現在はポケモンGOに絶賛どハマり中。
たろう
長谷川家の最重要キャストであるところのビーグル犬。今年16歳。放蕩ドラ娘の姉が10代のアメリカ留学の際地元のペットショップにて出会い、日本に持ち帰る。血統書にはカンザス州出身と書いてあるが、英語はまったく話せない。スヌーピーのマネをして何かカキモノをしようとするが、最近はスランプ続きのもよう。
何を隠そう、「にょんまる」というあだ名の鍵はこいつにあるのです。
人はかわいいと思うものにいくつもの、そして時には何の脈略もないあだ名をつけるものだが、このたろうも例外ではなく、かつてはなぜか『にょんにょん』と呼ばれていた(ちなみに現在はピピ山)。そして共に住む妹・まりのあだ名も、にょんにょん+まりで「にょんまり」からより呼びやすい「にょんまる」へといつしか変化していった(姉はにょんおね)。
以降すでに15年来の家族内あだ名となった「にょんまる」がホストを務める店ということで、店の名が「にょんまる屋」となったのでした〜〜。
おわり☆
………………………。
………………………………………。
というだけの話です。
本当にくだらなくて申し訳ございません。
m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m
↑家族全員で謝罪(たろう含む)
これからは「チャンドラーの小説の登場人物からとった」ということにしておきたいとおもいます。あのハードボイルドな小説に「にょんまる」なんてやつが出てきたら一瞬にして緊張感がなくなりそうです。007シリーズでもいいですね。
『007 にょんまるより愛をこめて』(1963)
『007 にょんまるは二度死ぬ』(1967)
『007 ニョンマル・イズ・ノット・イナフ』(1999)
ちなみに我が家には東京に住んでいる弟もおり、楽器に詳しい彼が帰省の際電子ドラムやギター、アンプなどを調整してくれています(弟の他は誰もできない)。
まあ、まとめると「にょんまる」という言葉に意味なんかまったくないということです。意味含有率ゼロ!ノーミーニング、ゼログラビティ!
ということで、「にょんまる屋」をこれからもよろしくお願いします。
新メニュー登場!
こんばんは、にょんまる姉です。
この度念願の新メニューが完成いたしましたので、つつしんでご報告させていただきます。
その新メニューとは!!
みんな大好きナシゴレン!
と、
こちらはビーフンバージョンの、
(*現在ビーフンゴレンには目玉焼きはのせていませんが、ご希望でしたらその旨お伝えください!)
ビーフンゴレン!
の以上2種類です(^ω^)
『ゴレン=goreng』とは「炒める、揚げる、混ぜ合わせる」といった意味を持つマレー語およびインドネシア語で、マレーシア🇲🇾、シンガポール🇸🇬、インドネシアあたりでは1日になんだかんだ最低5回は聞くよね?というくらい非常にポピュラーな単語です。
何を『ゴレン』するかで料理名がかわります。
たとえば『ナシ=米』なので、ナシゴレンは炒めた米、いわゆるチャーハン。日本でもよく知られるミーゴレンは『ミー=麺』、つまるところ焼きそばです。そしてミーゴレンには一般的に小麦粉麺を使用します。
麺系の『ゴレン料理』では、私は断然小麦粉麺より軽くてお腹にたまりすぎないビーフン派。
ナシゴレン、ビーフンゴレンともに、私がマレーシアで通いつめた思い出の店の味を再現しています。その店は会社のすぐ近くにあるママッ(インド系イスラム教徒の経営するレストラン)だったので完全ハラールですが、より旨味とコクを出すためににょんまる屋では豚肉を使用しています。そして、当然ナシゴレンはジャスミン米!
そして現地のものは通常パーム油タップリのコテコテですが、美味しさを損なわない程度に油の量は減らし、また化学調味料も使用していません。
ランチに行くと新参管理職の私(しかも外国人)を”Hi, Boss!”といつも笑顔で迎えてくれた、あのインド人たちのことを思いながら作りました。
食べているとまわりにわらわらと5、6人集まってきて「コンニチハ!」「スパイシーフードは大丈夫なのか?!」「ビジネスの調子はどうだ?」「ムトゥ踊るマハラジャは知っているか?!」と口々に囃し立てる、あのにぎやかな人たち。
カンカンカンッ!とフライパンを鳴らして作ってる横にへばりついてジーッと観察し、作り方を聞いたりメモしたりしてて『おたくのボスはうちで働くつもりなのか?!』と部下が聞かれたこともあったり。休みが取れたら、またみんなに会いに行きたいなあ。
すっきりとした辛さでおつまみにもなるナシゴレンとビーフンゴレン。半熟のサニーサイドアップの黄身をくずしながら食べるのがまたおつ!
ぜひ一度お試しください❤️
昨年のディパワリ(ヒンズー教徒の新年)。ホームパーティに友人が招いてくれた。みんな本当に大好き!
ソウルで弾丸くいだおれ
2016年10月2日(日)